+++ 東京文芸センター掲示板

 
 
 


(無題) 削除/引用
No.3-25 - 2002/11/24 (日) 17:25:51 - 神田
>黄亀さま

一部同じように考えてました。一般的に、知的ヒエラルキーの上部を目指す傾向が少なすぎると思う。
立花隆の本全巻きっちり読んでるような人って絶対いろんなところにいるだろうし、でもそういう人ってマニアの領域に追いやられて不遇な気がする。仕事できるできない(とか、もてるもてないとかそんなん)の評価と並行して、教養を評価していくのってステキだと思うんだけどな。
そんな知識を自慢げに話してくれる人って、現実に驚くほど少ないと思いません?そういう人の話ってほんとに楽しいもんだと思うし、聞かない風潮が蔓延しすぎてる気がする。

ここでインターネットが現れて。テキストサイト群がもっと分化して(最近その傾向高まったと思う)、シャウトな詩的テキストと、知識とエスプリで進んでくテキストに別れていけば、理想的なのかもしれないですね。実際、両方求められるんですよね、テキストサイトって。更新ペースも文章量も違って当然で、そういう基準で読者を選ぶサイトもいいんじゃないかと思う。運営者もその自覚するべきなんだし――
まあとにかく、教養主義みたいなのにはちょっと参加したいとこがあります。

悲しい結論 削除/引用
No.3-24 - 2002/11/24 (日) 08:45:32 - 黄亀
春宮さんの「文学を殺せ」を読ませていただきました。

冒頭近く、「学問=学校の授業=強制されるもの」というような定義があります。
僕はここで首を傾げてしまいました。

日本の中学生のうち、学問を志したいという子供は11%程度だそうです。
中国だと33%くらい。アメリカだと45%ほど。

「学=楽」という認識が他の国の子供にはあるのに、日本の子供にはない。
その象徴的なものの一部が、春宮さんの「文学を殺せ」ではないかと感じました。

そして、昔の若者は本を読んだり学問を追究したりすることを楽しんだのに、現代の若者は本を読まず、学問を嫌っている。
そして無知を憎まない。いや、無知を認めない。

これだけ本を読まない若者が増えてる状況ってどうなんだろう。
教養のない人間が、すばらしい文芸作品を書くなんてあるんだろうか。
読書行為が知的な行為であるならば、読書の対象である文芸作品も知的なものであるはずだ。
文芸作品が知的なものならば、その筆者に知的レベルが要求されないなんてあり得るだろうか。
高い知的レベルに到達するためには、楽しみながら学問を追究していくことって必要なのじゃないか。
無知を憎み、さらに知識を求める姿勢。
先達の文学作品に対する恐るべき関心、執着。
そういったものは必要とされないのだろうか。

読み手と同じレベルの人間が、文芸作品をものす。
自分と同じレベルの人間が書いた物を、金を払って読む。
それが活字文化のあるべき姿だろうか。

読者としての僕は、豊富な知識に裏打ちされた作品を読みたい。
知らなかったことを知りたい。
僕より高いところにある世界から、恵を受けたい。

と、ここまで春宮さんの意見に反論をぶつけたとき、書き手でもあろうとする僕は、東大を出ているわけでもない僕は、呆然とするのでした。
ひょっとして、読み手をこんなにも悲しい結論に導くために、春宮さんはあえて逆のことを書いたのじゃないか、なんて、考えてしまったのです。

掲示板変更します。 削除/引用
No.3-23 - 2002/11/24 (日) 00:56:57 - 東京文芸センター
運営者の切り替えなどの事情により、この掲示板は今月いっぱいで閉鎖します。
掲示板は新しく用意する予定です。ご了承ください。

コンテン。 削除/引用
No.3-22 - 2002/11/06 (水) 00:17:45 - 高野
もはや、どうでもいいことなのかも知れないが、
やはり、どうしても『コンテン』のことが気掛かりだ。
『コンテンの家』って、なぜか探してみたくなる。

中国の荘子が書いた書物の中には、
『コントン』という神様が出てくるが、
『コントンさま』は、眼も鼻も耳も口もない、
なにか、ぼうっとした大きなものだった。

で、『コンテン』って木製ではないか。
かわいた柔らかい材質の木でできている。
頭部は横の比率がすこし大きめの長方形。
目はまるく、体はネジで留められている。
そんな感じ。

もしも『コンテン』が目の前にいたら、
『コンテン』が寝ている隙に、ネジをばらし、
好き勝手な位置に手足を付け替えて遊ぶ。
そんな予感がする。

あの『コントンさま』も、目や口なんかの穴をあけられて、
七日目に死んでしまった。

もうすこし 削除/引用
No.3-21 - 2002/11/05 (火) 15:09:11 - 潮なつみ
すみません。岡崎さんがまだ見ていてくださることを祈りつつ、補足をば。

岡崎さんのサイト「鮮明な殺風景」は、今年の初夏くらいだったか、確かテキスト庵で見つけて、何となくクリックしたら、あら面白いサイトじゃないですか、ということで即ブックマークでした。当初はお名前とその文体、それからタイトルをつけるセンスやサイトのデザインを判断材料として、疑いもなく女性だと思ってしまいました。

ところが、毎日読むようになってくると、生活が垣間見えるようになります。そんな中で少しずつ、岡崎さんが自分と同性だとは思えない部分が多々感じられました。勿論それは良い意味で、なのですが。
例えば私はそちらの方面にはあまり詳しくありませんが、男性脳と女性脳というのがあるなら、岡崎さんは完全に男性脳だろうなあ、と。そういう根本的な部分の違いを、ずっと感じていました。ええ、どちらかというと、男性であると考えるほうが辻褄が合いますね。
それでも今回、悩んだ挙句に「彼女」と書いてしまったのは、「ええい、賭けだ!」という気持ちもありましたが、理由があるとすれば、私はそれでも、岡崎さんを女性であると思いたかったのだろうと思います。それは岡崎さんに理由があるのではなく、私自身が女であるから、こんな方が同性だったら良いのにと単純に思ったからです。

実際、私にとって岡崎さんの文章のどこが面白いかというと、
『男性的なインプット(行動力というか情報収集力等)』と
『女性的なアウトプット(文体をはじめとする見せ方や分析のやり方等)』の
合わせ技、という性格だと思っています。
だから、岡崎さんが男性だとしても女性だとしても、いずれにせよすごいパワーを持った人だと素直に思いますし、今後もそれは変わらないと思います。

そんなわけで、私の中ではどちらだったとしても全くおかしくないというくらいの気持ちでいたわけですが、ご本人にしてみれば大変びっくり、そしてアイデンティティにまで関わる話に違いありません。そこで、しつこいようですがここで補足させていただきました。長くなりましたが、以上。

岡崎 様 削除/引用
No.3-20 - 2002/11/04 (月) 22:11:53 - 潮なつみ
大変失礼をしいたしました。
家を引越したりして、なかなかネットに繋がらなかった為、
お返事遅くなってしまったことも、重ねてお詫びいたします。

いやはや、てっきり女性だとばかり思っていました
……というわけでは、実はありませんでしたが…。

はじめは名前から女性であろうと判断していたのですが
「鮮明な殺風景」を愛読させて頂く中で、男性かもしれない、
という疑いは常に抱いており、今回の文章の中である意味
賭けてみたのですが、外れてしまったようです。
でも、真相がわかって私も満足です。

というわけで、早速訂正させていただきました。

完全に話題はズレますが、私は岡崎さんのサイトがすごく好きです。
今後も応援しています。

かれ、かのじょ、にほんごふべん。 削除/引用
No.3-19 - 2002/11/03 (日) 06:14:56 - 岡崎梓
こんにちは。岡崎梓です。
今回、作品を寄稿させていただきました。

さて、下にリンクの貼られています
潮なつみさんの「文学を殺してみたものの」
拝読いたしました。
そこでひとつ、
いわゆる「批判」ではなく
「客観的事実に基づく訂正」をしていただきたいのですが
わたくし岡崎梓は、男です。
つまり、おそらくは岡崎梓を指しているだろう
「彼女」という語句を「彼」に訂正してはいただけないでしょうか。

ごめんなさい。
わたくしがまぎらわしいペンネームを使い、
また、時にはいわゆる「ネカマ」的な言葉遣いをするのが
いけないのですが、わたくしは男です。

ただし、ペンネームや言葉遣いに関しては
わたくしの生き方(なんていうと大げさですが)
に関わる、文章上の戦略であります。
単純に、読者をだましてたのしもう、などという意図はないので
潮さま、また他の読者のみなさまで
この発言を読んで、「だまされた」と思った方がいらしたら
ほんとうにごめんなさい。

よろしくお願いいたします。

ps:みなさまの作品を読んで、いろいろ考えています。
わたくしは、掲示板での発言や議論が得意でないので、
この先、あまり発言することはないかもしれないのですが
読ませていただいてることだけ、この場で伝えさせていただきます。
ちょうどいい自己紹介の機会でもありますし。

コンテンちについて 削除/引用
No.3-18 - 2002/11/03 (日) 02:34:55 - 岩井市英知
御指摘ありがとうございます。というかそれをつくったのは僕です。
ですがそれは間違い、誤字やタイプミスといったものではなく、僕は間違いなく「ち」とタイプしました。おそらく誰しものディスプレイで同じ現象が起きてるはずです。
「オレンち」が「俺の家」であるように「コンテンち」は「コンテンの家」いやそれはもう「コンテン家の人々」と拡大解釈して言ってしまって差し支えないような…?もしくは非常に唐突ですが「たまごっち」とは何ですか?そして「コンテンち」は何ですか?「なっち」は誰ですか?「コンテンっち」でなく「コンテンち」は「やぐち」と同じですか?つうか僕は何を言っていますか?
いったい、BBSを含んでいたのは何だったんでしょうね。

ともかく僕としてはそういう反応はとても嬉しいです。むしろアップするときに誰ひとりツッコんでくれないので逆に不安になったほどです。

板ちがいですけど…… 削除/引用
No.3-17 - 2002/11/03 (日) 00:45:22 - 高野
あのう、奥付のあるページなんですけど、
タイトルの2段目のところが、
「BBSを含むその他のコンテンち」になってます。
「コンテンち」は「コンテンツ」ではないですか?
それとも、もしや「オレンち(俺の家)」みたいな使い方でしょうか?
なんか、かわいいのでこれはこれで良いんですが。
黙ってりゃ良いことなのかも知れませんが、
「連絡掲示板」に書き込んでも表示されないので、
ここに書いてしまいました。
すみません。

はじめまして。はじめて書き込みます。 削除/引用
No.3-16 - 2002/11/02 (土) 22:07:40 - 中谷
春宮さんの「文学を殺せ」
行分けになっていて軽快で
面白かったです。
うん、そうだよなあ(苦笑)って。

オモシロ半分に
真剣に
書くことを続けたい。

最近ゼツボー的になっていたわたしに
一瞬の元気が与えられた瞬間でした。

ではでは、また遊びにきます。

僭越ながら、 削除/引用
No.3-15 - 2002/11/02 (土) 19:32:51 - 潮なつみ
今回読ませていただきましたすべての作品について、解説的なものを書かせていただきました。これはtbcの一員としてではなく、ごく個人的にやらせていただいたものです。読解が間違っていることもあるかともいますが、もしよろしければ読んでみてください。
http://www2.yi-web.com/~natsu/text/t015.html

(無題) 削除/引用
No.3-14 - 2002/11/01 (金) 00:20:29 - kikiki
続き。

メトロノーム
短い小説。
非現実な話だが、不思議にリアリティがある。描写が良いからだろう。破綻がない。

切り取られた世界、誰がための寓話
短い小説。
図らずも同一テーマらしいものが並んだのではないかと思った。
こちらは、生々しい。その分スタイルに気が配られている。

珈琲ブーガルー
やや長めの小説。
とても楽しい。高い完成度だと思う。
エロティックな想像力を素直に楽しめた。

夜と朝の境い目に、またはデウス・エクス・マキナ
短い、変則的な小説。
段落頭のアルファベットは時間の推移?それとも、もっとばらばらなもののシンボル?

文学を殺せ
短めのエッセイ。
ストレートに『文学』について考察されている。
とても共感できました。言ってくれてありがとうて感じがする。

埋葬
短めの小説。
中盤の景色がキラリと楽しい。感傷的になりすぎない、こういうのはかっこいいと思った。

接頭語
短いエッセイ。
すごい速さで展開しながらも、一つ一つの言葉がしっかり独立してる。これはもう詩だろう、『文学』を下地にした。

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まあそんな感じで、誰に頼まれたわけでもないけど、感想です。言いたくなっただけで、ひどく個人的なものですが、全体的な総評でもあります。
書いていただいた人も、読んでいただく人も、読み流してくださいな。

まとめて言ってみて、長いものが全体的に楽しめました。長い分だけちゃんと情報量があるというか、それをしっかり読ませるタレントがそろったというか。
そういうものを見るととてもうれしくなるし、はしゃぎたくなるんですよね。
ともかくありがとうございました。

感想です。 削除/引用
No.3-13 - 2002/11/01 (金) 00:19:51 - kikiki
僕と文学と校庭で。
理知的で詩的な、短いエッセイ。
言葉の遊びと内容がきっちり両立してる。『文学は殺された』?

Fetters
すごく短い対話詩。
恋とは練習して努力するものだ、と、思い浮かぶ。


短い小説。
しっかりとした『文学的』コンサバな美しさがある。文章量に比べても情報量が多く映像的だった。

Like a Little Lyry Girl
長い小説。文庫本での、短編くらい。
ストーリーと語り口が楽しい。じっくり読める。
詩的なセンテンスはなかなか真似できない。

もう一度、と彼は続けた
対話詩。波長へのこだわりが個人的に楽しい。
作者には張り詰めた感覚がある。

私のどまんなかを甘く激しく貫いているもの。
ウェブのギミックを使った、変則的なエッセイ。
ラストのものを作る心情が、うまく捕らえられない。これはなんだ?

クイズ・みのもんた!
長いエッセイ。
扱うジャンルは幅広い。ひょっとしてこれはフィクションなのか?

アクアマリン
拙作です。よろしくね。

5 7 5
短い小説。
良作。読後感がすがすがしい。
きっちり楽しませていただきました。

Laughing Whisky
短い小説。
これもしみじみ良かった。
個人的にはオチが、すごく気持ちいい。

オシュンの歌
長めの小説。
構成にケレン味がない分、重厚に作られている力作。ストレートな『文学』志向だ。


続く。

連載終了お疲れさまでした 削除/引用
No.3-12 - 2002/05/04 (土) 14:04:43 - 匿名
「恋する街」 −夜明け前− が良かった。
タイトルと内容が噛み合わなかったり、何を書きたいのか分からなかったりという状態で読んできてしまったが、最後の最後で辻褄を合わせてくれた。妙に感動した。
こういう作品は、連載でやるよりも、一気に読ませる方が良いかもしれません。

20本の手 削除/引用
No.3-11 - 2001/11/13 (火) 06:35:47 - とある学生
おの寺さんの 「親指」 やたら頭にのこるなぁ。

一読者として 削除/引用
No.3-10 - 2001/11/10 (土) 23:42:07 - 上松 弘庸
20本の手、参加者の上松です。
今回は一読者として感想を書きたいと思います。
僕は今回の作品の中で「リアリズムの手法」が一番好きです。
テンポの良さと、無駄の無い文章がとても読んでいて気持ち良かったです。
個人的な感想として、最後の1行の
「そして盛大な拍手」
の前にもう1行あった方が良いかな、と思いました。

20本の手の感想 その2 削除/引用
No.3-9 - 2001/11/10 (土) 00:11:18 - 25歳 OL
『リトルパームズ』作品名は「もみじ」の方がよかった。だって、張りついた”手”も拍手した”手”も紅葉した「もみじ」でしょ。「リトルパームズ」じゃ、作品名みた瞬間「子供の手」ってわかっちゃう。あと、時系列にそってそのまま描くのではなく、必要ないところは削れば、間違いなく、いい小説だと思いました。

『夜の手話』前述のとおり、作品名に「手」が入っていたので、気は進まなかったのですが、良かったです。読み取れない部分もありましたが、暗闇と白い手の対比が目に浮かぶようで。

『Let's spend the night together』会話文の関西弁と字の文の使い分けに何か仕掛けがあるのかな、と思って読んだのですが、残念。「俺とミユキの永遠の始まりに似て」というラストも唐突でした。

『左手を思い出す』「手」がテーマだから丁寧に「手」を描いたのでしょう。この競作内ではアリ、なのかもしれないけれど、競作を離れたところでは成立しない作品、では寂しい。

『ふれていたい』一つ一つの表現は好きです。でもストーリーが全然分からない。「届けるつもりのないこの気持ち」ってどんな気持ちなのか、分からない。

『リアリズムの手法』リアリズムの手法、その一例がこの文章なんでしょうか?それにしてはリアルじゃない。リアリズムって知らないけれど。

『俺の手』面白い。20本の中で唯一、目の前にあることを、誰でも共感できるように面白く描いている。で、そうはいいつつ、「この「手」こそが 唯一形のあるモノなんですから」という一つの結論を導いているのもよいと思います。

『血の流れ』日記かな? 一貫したテーマが見受けられないので、ただ日常を写してみせただけのようで。

『訣別の朝』『おんなごころと』に同じ。誰にでもある経験をそのまま書かれても、面白くない。せめて表現だけでも工夫があれば。

--
書くのって大変だと思いますが、頑張ってください。
厳しい感想も書いてしまいましたが、(私がアタマ悪くて理解できなかっただけのことも多いと思いますが)、書くことって素晴らしいと思うし、このサイトのこれからってすごく楽しみです。

20本の手の感想 その1 削除/引用
No.3-8 - 2001/11/10 (土) 00:09:29 - 25歳 OL
はじめまして。25歳、女、普通に本好きの読者です。『20本の手』読みました。作者の意図等はあるかとは思いますが、作品は作品だから、読んで思った通りの感想を書きます。我ながら、かなり我がままな読者だと思うし、趣味も偏ってるのですが、せっかく読んだので。

まず最初に作品名一覧を見て思ったこと。

『手』ばっかり。

作品名に「手」あるいは「手」を連想させるものが入ってるのは、その時点でNGでしょう。だって、「20本の”手”」なんだから。あえて別の言葉が作品名にあるからこそ、その「接点」を読みたくなるんじゃないかな? ネット上であれ、公表する以上は、その程度の読者サービスはしてほしいと思いました。というわけで、あとは個別の感想を書きます。

--

『50m』主人公のおかれてる状況、立場、気持ちなど、どれか一つでもきちんと描かれていれば、面白く読めたかも。何にもないから、デッサンを眺めてる感じだった。

『この手は何を掴みたかったのか』右手がなくなった理由がきちんと描かれてないから、右手が主人公にとってどれだけ必要なのかも、「何も掴み取る事はなかった」ってオチも理解できなかった。

『合図』面白かった。「顔中に、涎でベタベタになるくらい」って伏線張ってあるのに、「お手」というオチに気付かないくらい。そして、「お手」はとても切ない。素直に切ない小説だと思いました。

『磁気手』手から磁気が出てました。って作品名だけで分かっちゃう。穏やかな語り口調の中に激しい怒りが描かれている、のは分かるんだけど。

『手』「くすりゆび」「おやゆび」「こゆび」。なんでそれぞれの章には、そのタイトルがついてるんだろう。そこに何かしらの理由があったら、小さな作品集として成立したと思うんだけれど、私にはそこまで読み込めませんでした。

『ピザ』1行目から「手」が出てきてしまっては…と思いつつ読みました。でもさっぱり分かりませんでした。「握り合う手」ってあると思うし。

『おんなごころと』誰にでもある経験をそのまま書かれても、面白くない。独自の表現なり、ある認識が変わるような描かれ方がないと。あと、会話が5行以上続くと、どっちのセリフかわかんなくなる。もうちょっと丁寧に描いてほしい。
--
その2 に続く。

(無題) 削除/引用
No.3-7 - 2001/08/27 (月) 23:53:20 - タカギ
潮さんの書くものは、同年代女子としては
キューーッとくるものがあります。

あせりとか、とまどいとか、ささやかなシアワセとか。

これも一つの良い出会いであり、シアワセです。

<さらに>
tbcの表紙、大好きです。シビレました。

後半はいつなんでしょう。 削除/引用
No.3-6 - 2001/08/02 (木) 04:43:07 - ユカリ
潮なつみ様の「メイキング(前半)」拝見しました。
小学生の頃を思い出しました。

感想は後半を読んだ後にまたここ書き込むつもりです。
取り敢えず、早く後半が読みたいです。

ウソツキ。 削除/引用
No.3-5 - 2001/07/05 (木) 01:31:37 - ユカリ
潮なつみ様。
DKの連載お疲れ様でした。
毎回楽しみにしていたので
少し残念です。

ウソツキ、拝読させて頂きました。
夢に色は付いているのかを考えてみたところ
私にもそれは分かりませんでした。
小説自体は白い背景に黒い文字なのに、
とてもカラフルに見えたような気がします。

是非また連載をしてください。

(無題) 削除/引用
No.3-4 - 2001/06/05 (火) 22:48:26 - チヅ
気が付いたらここに流れ着いてました。
どれも面白かったです。
それぞれの、個性の違いも楽しめますよね。
私は特に、岩井市さんの文章が好みです。
これからもがんばって下さい。
また来ます。

(無題) 削除/引用
No.3-3 - 2001/06/04 (月) 07:18:03 - kazui
DK、連載終了おめでとうございます。

とても楽しく読ませていただきました。
どんな小説を、次は書いてくれるのですか?
それもたのしみにしてます。

今後も期待しています。
DKの感想 削除/引用
No.3-2 - 2001/06/02 (土) 14:36:15 - tyler
最終回読ませていただきました。

ノブオが7話までの姿が本当だったら
すごい男だと思っていたのですが、
本当は家もあり、家庭もあると言うことで
「なぁんだ」という反面、ちょっと寂しくもあります。

自分は男なので
女性の立場とはまた違うのかもしれませんが、
母親には「他人に迷惑だけはかけるな」と言われて
育てられました。
だから働けだの結婚しろだのは
あんまり言われた記憶がありません。

いい母親を持ったのかな、と思いました。

次の連載も期待しています。

【感想専用掲示板】 削除/引用
No.3-1 - 2001/05/31 (木) 21:22:36 - tbc
tbcに掲載されている作品に関するご意見ご感想は、こちらにどうぞ。

現在のところはこの掲示板に著者は書き込まない(レスもつけない)
というルールで運営する所存です。
一方的なものなので、物足りないかもしれませんが、逆にいえば
いくらでも好きに書いてもらえると思います。

いわゆる「足跡」でも結構です。

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