ある少年は気がつきました。

 「たいへんだ!ぼくのからだの中には悪魔がいる!」

 この悪魔はねむっていました。
 そのため、なかなか少年はきがつきませんでした。

 でもこころをしずかにして、ふかくじぶんのことを少年はかんがえます。  そうすると、やはり悪魔がいることにまちがいないことがわかるのです。

 「いつかこいつがさわぎだして、
  ものすごく悪いことをしでかすにちがいない」

 と少年は思いました。











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