縦書き閲覧スクリプト
     『Vertica』

 こんにちは。chronoflyer org. です。このたび、CGIスクリプト『Vertica』をこの「東京文芸センター」で紹介させていただくことになりました。

 Web小説の読者であれば、大好きな作品を縦書きで読んでみたい、という欲求を一度は感じたことがあるのではないでしょうか。その小説が長編であればあるほど、小説を横書きで読むことに苦痛を感じてしまう経験を皆さんも一度はしたことがあるのではないでしょうか。
 私もそうでした。そして「東京文芸センター」の作品をなんとかして縦書きで読んでみたいという動機から、私が開発したのがこの『Vertica』です。
 『Vertica』は、プレーンテキストまたはHTML言語で記述された長文ファイルを、CSSとJavaScriptを使用して縦書き表示させるツールです。
 (現在、InternetExplorer 5.5以上に対応 / CSS3 writing-mode
 特別な準備は(書き手も読み手も)まったく必要ありません。
 『Vertica』のフォーム欄に作品の置かれたURLをコピーし、「決定」を押すことで、縦書きで表示されます。(↓ここでもいいよ)
 ページ分割、フォント修正などをすることで、お好みの閲覧状態に対応することが可能です。
 「東京文芸センター」で使用されている基本文書に最適化していますが、青空文庫をはじめ、ほとんどのテキストページに対応しています(あなたのサイト上の小説にも!)。
 URLの先頭に「http://chronoflyer.ddo.jp/vertica/vertica.cgi?url=」を付加するだけで直接リンクも可能であり、すでに複数のテキストサイト様に御利用いただいております。読者として、そして著者としての御利用を心より歓迎します。

 webで長文を読む際の、極めて有力な補助になってくれると思います。