だからぼくはそうりょをみつけるしかない。
 青年はげんきをだそうとがんばりました。

 聖なるちからで、いっしょにいのってもらうんだ。
 そうだ、ぼくもいっしょにおいのりをおしえてもらおう。
 ぼくにだって、おいのりはとなえることができるだろう。
 そうしたら、みんなにもおいのりしてあげることもできるかもしれない。


 青年はゆうきをだして、またあるきはじめました。





 (第2部、「魔法の国のおひめさま」につづく)


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