少年は青年になりました。
　青年は畑をいったんたがやすのがおきてでした。
　でも青年はがんばってべんきょうして学校にはいりました。
　学校にはいれば、畑をたがやさなくてもよいのです。

「さあやっとじゆうになった。すぐれたそうりょをさがしにいくぞ」

　学校にはいるのは、むらのみんなへの見せかけでした。
　青年には、もっとだいじなことがあったのです。
　学校へゆくとみせかけて、青年はたびにでてしまいました。







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