青年のからだにいる悪魔はまだねむっていました。
青年はびくびくしながら悪魔のことをかんがえました。
「これだけねむっているのは、こいつがかとうな悪魔ではないからだ。
たんじゅんなわるいことはしないにちがいない。
ゆっくりとねむって、からだをやすめて、
すごくわるいことをしようとたくらんでいるにちがいない」
青年は悪魔をおこさないよう、きをつけながらたびをしました。
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